『講座スラブ・ユーラシア学第３巻　ユーラシア――帝国の大陸』

（講談社、2008年）

ISBN978-4-06-214458-2　A5判　334頁　定価2,200円（税込）

服部倫卓「ベラルーシ国民史におけるユニエイト教会の逆説」を所収

2008年３月14日

　以前から何度か言及していた北海道大学スラブ研究センターの出版プロジェクトが、このほど堂々完結し、私の論文「ベラルーシ国民史におけるユニエイト教会の逆説」を含む第３巻も、無事出版の運びとなりました。

　今回の仕事については、「大変だ大変だ」というようなことばかり言っていて、実際かなりの苦労をしたうえ、編者にもご迷惑をかけてしまいましたが、こうして出版物として結実したのを眺めると、ほっとします。

　私の章はともかく、気鋭の研究者たちが一堂に会した講座であり、学術書にしては破格のお求めやすいお値段となっていますので、スラブ・ユーラシア地域にご興味のある方は、ぜひお手にとってみてください。